霧について


まず、霧と雲の関係をハッキリさせておきましょう!霧と雲の定義は次のようになってます。

雲は空中に浮かぶ水滴又は小氷晶の集団であって、通常は地面からかなりの高さにあるものである。
霧とは雲と同じような現象が地表付近に発生し、地表面の水平視程が1km未満になった状態である。
因みに、1km以上の視程の場合には、もや(mist)と言う。


霧の種類 成因 気団論
海霧 移流 気団霧
季節風霧 移流 気団霧
海陸風霧 移流 気団霧
蒸気霧 移流 気団霧
滑昇霧 移流 気団霧
地霧・低い霧 放射 気団霧
氷霧 その他 気団霧
降水霧 降水 前線霧


霧の発生しやすい一般的な条件は次の通り。

1、気団の型は下層で湿度の高い事。
2、季節は地面の冷たい事。
3、気団の経路は、だんだん冷たくなる地表面の上に移って行く事。
4、
風速は弱いが静穏ではない事。(※注意 霧が出てるから風がないと考えるのは大変危険である。船では要注意!!)
5、露点温度が気温に近い事。
6、放射条件は地表面である事。(雪面は霧の発生に好適ではない)

霧の消失の条件は、その霧を含んだ空気が昇温する事である。(風が吹いて消える事は無い!あくまで気温と露点温度の差である)


私たち船の運行に携る者として、気を付けなければならないのは海霧でしょう!この霧は移流型で、特に海上で発生します。比較的暖かい海面を覆っている気団が、冷たい海面に移動して来た時に発生します。季節に関係なく発生しますが、晩春と初夏に極大に現れる傾向があります。海霧はすでに十分湿度の高い海洋性の暖気団が冷たい表面の上に移動して、下層のわずかの冷却にも凝結温度になって発生します。注意しなければいけないのは、海霧は風が強くても発生すると言うことです。(雨が伴わない時は、10〜15kt、雨が降っていれば15〜20ktまで発生する)


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