ZZR1100 復活まで...........[キャブレターオーバーホール]

ついに、と言うかやっとと言うか、13年目の愛車を防錆潤滑剤浸けから目覚めさせ、エンジンをかけることにした。最後にエンジンをかけた時は、一発死んで、スローもでていなかった。完全にキャブは逝っているハズ。そこで埃まみれのZZRをキャブオーバーホールから始めてみる。洗車は最後である。

C型の場合、タンクを外すまでが大変。根性と忍耐で、ジャンジャンバリバリ外していく。
通常フロントカウルは外さなくても良いが今回はマフラーも外しフランジの磨きとオイルエレメントも交換した為、こうなった。(USヨシムラレース管は安くて音は良いがエレメント脱着不可なのである、大変)
しかしここまで外してしまえば、キャブ自体外すのはネイキッド400マルチより数倍楽である。
ただエアクリを外す時車載工具だけでは外せない、8mmTレンチが必要だ。
エアクリを外したら、マニホールド側のネジを緩めエイ、ヤーと外す。
アクセルワイヤーはスロットルのスイッチボックス側から外して緩めないとキャブ側が外れない。

エアクリを外して気がついた。前にバイク屋にオーバーホールに出した時だろう、エアクリが噛んで取り付けられていた。もう型が付いて戻らない。これでは二次空気を拾わないのか?
そしてフロートチャンバーを開けてみるとびっくり、想像はしたが、これじゃあエンジンがかかる訳が無い。あちこち緑青がふいて、ガソリンが腐った臭いでむせ返る。メインジェットがすべて塞がっていた、こんなの初めて見た。

一晩浸け置き、それから掃除再開。

パイロットジェットを掃除して気が付く、オーリングとワッシャーがねじれて入っており、オーリングが切れていた。
オーバーホールと言っても大して構える事は無い。メカ音痴の私が、ご覧のどこにでも売っている溶剤と工具で出来るのだ。あとはお母ちゃんの手芸で使う細いワイヤーを拝借した。

ただZZRはクーラントのホースが走っていて、パイロットスクリューの調整は大変。キャブアイスを防止する為なんだとか!しかもC型ではイギリス仕様だけの様だ。セスナとかレシプロキャブエンジンの飛行機にはキャブヒートが付いているが、バイクはねぇ、止まっても落ちないからねぇ。いらないんじゃないの?寒い日走らないし、なんて聞こえてきそうだが。

メカ的な事や何故、何の為にそうなっているのかは、全く解らない。何せメカ音痴なので。それでも綺麗にして、穴という穴をすべて潤滑剤で、貫通させれば、エヴリシングOK。エアなんかなくても大丈夫。(潤滑剤で貫通を確認する時はどの穴から出てくるか確認する、音でも解るようになる)後はネジの場所、ホースの位置など、組み立てる時解らなくならないように、デジカメで順番に撮っておくと便利。
注文した部品が来て、ばらした時の逆に組立てて行く。
アクセルワイヤーは戻し側のワイヤーと間違えないよう取り付ける。取り付け後は戻しワイヤーの調整を忘れずに。ハンドルを左右に切ってアクセルオン、戻りが悪いようなら、付け根のネジで調整、スムースに戻ればオーケー!
エアクリまで組み立てた所で、子供の飲み終わった「グングングルト」の空きペットボトルを使ってガソリンを直接燃料ポンプへ点滴する(爆)。

キュルキュルキュル・・・、キュルキュル、ブゥオー、何年ぶりだろうか。久しぶりのエギゾーストノート、暫く余計なガスがなくなりクリーンなガスになるまでエンジンを回す。ところが、アクセルを戻すとバックファイヤーが起こる。薄いのかと思いパイロットスクリューをもう1/2戻す。

それでもダメ。散々あ〜でもない、こうでもないとやってエギゾーストを触ってみると、2番が死んでいる。もう一度エアクリ外して、今度はプラグを見る、火が飛ばない。1番と交換してみると今度は1番が死ぬ、これで原因はプラグと言う事だがここで、前にバイク屋で交換してたので、嫌な予感がしてカワサキお客様相談室へ電話、案の定変なのが付いていた。

4本すべて標準に戻していざ、キュルキュル、ブオーン・・・。すばらしい、いい音、いい匂い、変な煙も消え、アイドリングも一定だ。
ばらす途中、シート下に、な、なんと、ネズミが巣を組んでいるのが判明(大ショック)。しょ○便であちこち錆びてきている。この際あまりにも気持ち悪いので、エンジンクリーナーで(プラスチック、ゴム類も大丈夫なヤツ)洗浄する。洗浄にあたって、液体がかかっても大丈夫なようにコネクターをすべてテーピングした。
次はキャリパーのオーバーホール。
これだけは命に係わるので、プロに任せたいが、安心できるショップが能代には残念ながらないので自分でやることにした!

まずは六角レンチで2本のボルトを抜くが、写真の様にメガネを充てて、瞬発力を利用してイッキに緩める。ジワ〜とやってたら、なめてしまうので注意!
キャリパーを外したら、いよいよピストンへのエントリーだが、その前に真鍮で出来たバネ板を外す。この時小さなバネなどが飛んでいかないように注意!

レバーを握っては、マイナスTドライバーなどで離す。いわゆるピストンを揉んでやる事しばらく、ブレーキオイルに汚れが見えるようになるので、最後に新しいオイルに交換してやる。
勿論キャリパー内部はブレーキクリーナーなどでダストを飛ばし、キレイに洗浄して、シリコングリスなどをピストン壁に塗ってやる。

キャリパー塗装面には塗装剥がれの原因になるので、オイルが付着しないように気を付けよう!!


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